皆さま
ご自宅を売却するのに
売却後もその家に住み続けられる方法があるのを
ご存じでしょうか?
これをハウスリースバックといいまして
高齢化による老後資金の問題や子供の教育費など
まとまった現金が欲しい時や
住宅ローンを滞納して一括返済を求められたけど
住み続けたい‼(*_*)
なんて時に使われる手法です。
どんなものかというと
自宅を売却し(買い手は不動産会社やリースバック運営会社、金融関係、投資家など様々)
その買い手と賃貸借契約を締結する
ことで、売却後も同じ家に住み続けられるということです。
おー!
何だか難しそうだけど家に住み続けられるならいいじゃん!('ω')ノ
って
思われた方!
ちゃんとメリットデメリットあるので
お気をつけてくださいね(^_^;)
メリット
・まとまった現金が手元に入る
・ローン滞納でも競売を避けれる時もある
・住み慣れた家に住み続けられる
デメリット
・通常の売却金額より安くなる(相場の6割程度)
・契約によっては家賃が値上げされたり、退去を迫られることもある。
・あたり前ですが自分のものではなくなる。
いかがですが?
確かに即現金が必要な場合は
良いかもしれませんが
安易に契約するのは怖いと思いませんでしょうか?
例えば3000万円の家なら1800万円ほどになってしまうわけです。
さらにそこから毎月家賃が発生しますが
仮に売却価格の10%と設定されたら
毎月15万円支払って
10年後に1500万円分支払い切ってしまう計算になってしまいますね。
さらに大切な自宅の所有権は他人になるわけですから
リースバック後に
何を言われるか分からない訳ですよね。
これで安心!長く住んでいられるぞ!
と思っていても、契約書を見たら2年の定期借家契約が記されている場合なども多々あるわけです。
※基本的には期限が定められています。
じゃあ、売却先をリースバック業者ではなく
信用のおける親族にすればいいじゃないか!
と考えられる方もいるかと思います。
もちろん、これが出来れば一番良いとは思うのですが
親族間売買も市場価格よりあまりにも安い価格(半額くらい?)
で取引すると贈与税が課せられてしまったり
借金がのこっている場合だと基本的には
銀行は全額返済でしか応じません。
何千万円も出して買い取ってくれる親族も
中々いないですよね・・・
個人的にはリースバックは
あまりお勧めしません。( ゚Д゚)
もしやるのであれば
本当に競売が迫っているとか
本当に一時しのぎでも
現金化しなければならない
というような状況ではないでしょうか?
それでは本日は失礼します!
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