こんにちは!
ついに
以前から問題になっていた福岡にある傾きマンション
「ベルヴィ香椎六番館」
の建て替えが決定されたようですね!
マンションの管理組合の95%の建て替え賛成での決議。
1995年にひび割れが発生してから建て替え決定まで約25年間。
住民の方は不便な生活の中やっとの思いでしょうね・・・
一生の一度の不動産購入でこんなやりきれない思いをされるのは本当に悲しいことですね。
今回は施工会社による不良工事(杭が適切な地盤まで届いていなかった)
が原因でしたが、
不動産購入の際のチェックポイントとしては
建物の傾きは本当に大切なポイントです。
いくら、立地や建物、価格が気に入っていても
傾いている物件は絶対に避けたいですよね。
ですが今まで実際に物件を案内している中で
建物が傾いている
という経験は私も1度や2度ではありません・・・
こういったときは正直にお客様にお伝えしその物件は全て諦めてもらっていますね。
※傾きを修正する工事も可能ですが、費用も高額なため、他の物件を探していく場合が多いです。
チェックポイントとしては
まずは地盤。
分かりやすいのは埋め立て地や液状化の可能性がある場所や
浸水危険地域にあったり、地下水が通っていたりと
水が近くにある場合ですね。
また、造成してがけ地などに建てられた場合も傾く可能性は高くなります。
次に建物は
中古住宅であれば基礎部分のひび割れをチェックしたり
窓や扉の開け閉めが全てスムーズにできるか、
天井や壁にひび割れの後がないか、
建物内に立って水平感覚に違和感を覚えないか。
等チェックが必要です。
新築住宅の場合は施工会社にあらかじめ
地盤調査の結果、場合によっては地盤補強工事の説明をしっかり聞くこと
が大切です。
本当に建物傾きの問題は
許容できる範囲外のことになる大きな問題ですので
せっかくの不動産購入失敗しないように気をつけましょう!!!
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