こんにちは!
今日は今月お引き渡しの土地の確定測量と建物の
解体工事が終了したとの連絡を受けたので
確認に行ってきました。
どちらもしっかりと終っていたので
これで問題なく取引できると思うと一安心です。 ^^)
さて
今回のテーマはこの確定測量についてなのですが、
皆様、測量はなぜしなければいけないのか?
測量しないと売買できないの!?
など疑問があるかもしれませんのでお話いたしますね!
まず確定測量とは
正確には境界確定測量と呼ばれ
測量士や土地家屋調査士と隣地の所有者で立ち合いのもと
境界を正式に確定させ、測量図を作成することです。
確定測量の費用の相場は土地の大きさやケースによって異なりますが
一般の住宅地の場合で35万円~50万円くらいです。
境界が確定するまでにかかる時間は平均3~4か月くらいかかります。
隣地の所有者が承諾しないケースではもっと時間がかかることもあるので
売却が決めっているのならば早く動かなければならないのです。
では本題!
確定測量はしなくてはならないのか?
ですが
してもしなくても取引としては成立します。(^_^;)
ただ、確定測量をしないと後々問題になるケースがあるので
する方が多いのです。
不動産取引にとって大切な土地面積。
この面積が1坪でも数㎡でも誤差が生じてしまうと
数十万円~数百万円と大きく価格が変わってしまうのです。
ちなみに、測量なしで取引する場合には公簿売買と言って
法務局に登録されている登記簿上の面積にて取引をするのですが
実際に確定測量をしてみると、かなり誤差が生じるケースはあるのです。
こうなってしまうと土地面積が増えても減っても売主、買主どちらかは
とても嫌な取引になってしまいますよね・・・
当初予定していたプラン通りの家が建てられないなんてことも
起こりえます。(>_<)
他にも
確定測量を行わず、境界杭や、家と家との境界を明確に分けるフェンスや塀などがない場合
どこまでが自分の土地で、どこがお隣の方の土地か分からないですよね?
これが隣地トラブルのもととなってしまうこともあるのです・・・
これから一生住む土地です。
こうしたことを考えると
確定測量は費用と時間はかかってしまいますがとても大切なのです。
確定測量図の他にも、不動産取引の際に地積測量図や現況測量図を使って
取引することもありますが
地積測量図も現況測量図も隣地所有者立会いの下承諾を得た図面ではないので
あくまでも参考です。
ただ、
何が何でも確定測量しなければならない訳ではなく
地方の郊外などで
土地の価格が低い場合や
また郊外の広大な土地で複雑な地形をしている場合等で
測量費用のほうがかなり高くついてしまうこともあるので
このようなときは、行わないほうがよいケースもあります。
ただ、基本的にはトラブルを避けるため
確定測量での取引を行いましょう!!(^^)!
それでは失礼します!
Comments