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執筆者の写真米澤

歴史と人情味あふれる水上ビル!?

今回は


豊橋市の名物ビル


水上ビルをテーマにしてみたいと思います!




なぜかといいますと


当社で経営しているヒグラシ珈琲もこのビルにあるので


調べてみました!(宣伝ですね!すみません笑)



水上ビルとは


豊橋駅南側を流れる、農業用水牟呂用水路の上にやく800m連なる3~5階建ての


ビルの総称です。


正式には豊橋ビル、大豊ビル、大手ビルに分かれています。


こんな感じですね↓



※Wikipedia引用



牟呂用水路の上に建設されたビルなので水上ビルと呼ぶのですが


全国的にもかなり珍しいようです。


不動産屋としては


物件として気になりますが


土地(水路部分)の所有者は豊橋市


建物の所有者は企業・個人・愛知県


になっています。


かなり複雑な所有関係にあるのです・・・(^_^;)


このため取り壊しや建て替えはなかなか難しいわけですね。



歴史としては


昭和20年、豊橋空襲の後に豊橋では闇市(青空市場)が賑わいを見せたそうです。


その後豊橋市が


商店主たちを現在建設中のまちなか図書館(旧名豊ビル)付近に移転させ


大豊商店街が誕生しました。


さらにここから豊橋市の景観を美しくするための再開発計画が実地され


大豊商店街をもう一度移転させるのですが


この時豊橋駅付近に用地が確保できず苦肉の策で牟呂用水の上にビルを建てよう!


となったようです。


こうして昭和39年大豊ビル、その後昭和40年豊橋ビル、昭和42年大手ビルが


出来上がったというわけですね!(^^)!


戦後の闇市から始まっている商店街だと思うと


ほんとに歴史を感じます・・・



ちなみに


私たちが経営しているヒグラシ珈琲も


もともとは「サボ」さんと言って、ビルが出来た当初からあった


約50年の歴史ある純喫茶でした。



当時のオーナーさんが


高齢ということでお店を閉店されて、物件として売りに出されていましたので


当社が買取を行ったのですが


正直もともとは内装取り壊しをして事務所か店舗で賃貸しようと思っていました。


しかし店内に入ると、ほんとに昭和にタイムスリップしたような素晴らしい雰囲気、


内装に心を奪われてしまい、このまま自分たちで喫茶店もやってみよう!


となった訳です(笑)


そして実際に始めてみると


すぐに水上ビルの方、ご近所の方


当時の「サボ」さんの常連さんだった方々が見えてくださり


何か困ったことがあると親身になって助けてくださったり


「水上ビルの商店街ってこんなにも暖かいんだ。」


と感じました。(*^_^*)



常連さんからは


当時はまだビルが建つ前はここでザリガニをとっててー


なんて話も聞けたり!!(笑)


私は豊橋で生まれ育っているので


もちろんこの水上ビルは知っていましたが


こうしてしっかり関わっていくと


豊橋に今も残る歴史や人情味に


改めて気づかされます。



何もない街なんて言われてしまうこともありますが


何にもないことないですよ!(笑)


以前は空き店舗が目立つこともありましたが


若手の出店者も増え


まだまだ魅力あるビルになっています!


是非是非水上ビル、お散歩してみてくださいねー!!!


























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