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執筆者の写真米澤

最悪のケースも考える




今回はマイホームを購入する時の


資金計画(住宅ローン)


について考えていきたいと思います。



念願のマイホーム購入



やはり特別な思いと夢の詰まったお家にしたい


気持ちは私もとってもよくわかります。



ただ、不動産屋なので購入のお客様と同じ数だけ


売却のお客様も見ています。




売却のお客様だってもともとは


家を手放すことなんて考えてなかった方は多いです。



ただ、不測の事態はいつ誰に起こるか分かりませんよね。


ましてやマイホーム購入はほぼ間違いなく


一生に一度の大きなお買いもの。


理想のお家だけでなく、同じくらい


不測の事態(最悪のケース)に備えた資金計画をシビアに見ていくべきかと思います。


※不動産屋としては金額は大きいほうが良いんですけど、ここは正直に。




さて、ここでいう


最悪のケースとは


万が一不測の事態で家を手放すこととなったときに




住宅ローンの残債が


売却価格では返しきれない状態になってしまうこと


です。




こうなってしまうと、なかなか売りづらく


一番避けたい競売になってしまうケースもあります。


さらに危険なのは、日本の住宅ローンは、リコースローンであるという点です。


これは、簡単に言えば、万一のときに、家を売って ローンを返済しようとしても、


売却金額がローン残債より少ない場合は、その差し引き金額も引き続き借金を背負い続け


るということです。


つまり、家を失い、借金の残るという最悪のケースが 普通に起こりうるということを示し


ています。



これに加えて、今日では終身雇用や退職金満額支払いの制度も不透明に


なっていますよね・・・(:_;)


不動産価格も約30前のバブル期以降多くの地域で値下がりし続けています。





このような最悪のケースと、今日の経済状況を考えると


あまりに目一杯の住宅ローンはやめるべきだと思います。


例として銀行の審査が4000万円の融資承認された方がいたとします。


では4000万円の家を購入するべきかといえば


NOです。


ここで購入されるとしたら


頭金で2割は用意したほうが良いと思います。


頭金2割というのは最悪のケースが起こった時でも


ご自身の力でローン残債が売却価格を下回らなくするための方法


なのです。




ただ、頭金は使わず現金はなるべく持っておきたいという方は


目一杯の融資金額から2割ほど落としたフルローンであれば


余裕を持った資金計画になると思います。







何度も言いますが金融機関の融資承認金額あくまで


これだけ貸せますよ!


っていう金額。






実際にお客様にとって無理のない金額はまた別なので


暗い話になってはしまいましたが


何が起きるか分からない!


ということを念頭に置いて


最悪のケースも想定し


納得のいくお家購入にしてくださいね!!!!(^^)!









































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